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子育てにおいて大切なたった1つのこと

「みんなと仲のいい子に育ってほしい」
「いい大学に行ってほしい」
「将来安定した仕事についてほしい」

子育てしている中で、子どもにこう育ってほしいという願いを持っているお母さんは多いのではないでしょうか。ですが、こう育ってほしいと理想が強くなると、自分の子どものいいところに目が向かなくなって、ないところばかりが気になりつい怒ってしまうことも。

なので、今回は「子育てにおいて大切なたった1つのこと」についてお話ししていきます。

親の役割は子どもが育ちたい方向にサポートすること

子育てにおいて大切なたった1つのこと。それは親が理想とする生き方を子どもにさせるのではなく、子どもが育ちたい方向にサポートすることです。

こういう風に育ってほしいな
こういう風なことできるようになってほしいな

その理想を子どもに押し付けるのではなく、子どもを観察して

この子はなにに興味があるのかな?
この子はどんなことをしたいんだろう?

そうやって、子どもが興味のあることをサポートする。時に環境を用意してその子が育ちたい方向をそっと支援する。それが私たち親にとって大切なことです。確かに子どもは私たちのお腹から生まれてきました。ですが、血は繋がっていても全く別の人間。趣味も違うし、考え方も違う。性格も違う。興味も違う。違って当たり前なんです。

だからこそ、自分がいいと思っている生き方を子どもがしたいとは限らない。自分が知らない世界に興味を持っているかもしれない。その視点で子どもと関わっていきましょう。

理想の子ども像。それって自分の生きたかった人生じゃない?

「でも、学校は大学まで出た方がいい。私は大学に行けなくて就職先が限られていたから…」
「水泳はできた方がいい。私は泳げなくて学校で馬鹿にされたから…」

そんな声が聞こえてきそうですが、ちょっと待って。それって、あなたがやりたかったこと・生きたかった人生ではありませんか?もちろん年齢制限などがあって、できない経験もあります。ですが、大部分は何歳からでも始めることができます。

泳ぎたいと思ったら、今からでも練習したらいい。学びたい学問があるなら大学だって何歳からでもいける。まだまだ人生は続くのですから。

自分の生きたい人生があるなら今から始めればいい。子どもには子どもの人生がある。

つい、自分ができなかったこと、子どもに叶えてあげたいと思ってしまうことは自然なこと。でもそれを子どもが望んでいるかは別問題。自分の生きたい人生は、自分の人生で叶えましょう。子どもには子どもの生きたい人生があるのですから。

そして、お互いの人生を「どっちの人生もいいね!」と笑って話せたら、とても幸せだと思いませんか?

子どもの育ちたい方向にサポートする。言うのは簡単、やるのは難しい…と思いがちですが、良好な親子関係の第一歩。ぜひ一緒にできるようになっていきましょう!

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