初めての親子旅は「好き」を起点にデザインしよう
子どもと旅に行きたいけど、どこに行ったらいい?
子連れで行きやすいところってどこだろう?
そうやってSNSを検索したり、いけそうなところを探す。つい、こんな行動をしてしまう人、多いのではないでしょうか?
もちろん行きやすい場所も大事ですが、初めての親子旅はぜひ「好き」を起点に行き先を決めると、自分が楽しいだけではなく、子どもの主体性も育まれるのでおすすめです。
好きからデザインとは?

「好きから旅をデザインする」とは、自分や子どもの好きなことから行き先を決める、という旅のデザインの方法です。例えばこんなイメージです。
- ゲームに出てくる街に似ている国に行ってみる
- ジブリが好きだから、ジブリのモデルになってる場所に行ってみる
- マクドナルドが好きだから、世界中のマックを食べ比べてみる
- チョコレートが好きだからチョコレート工場に行ってみる
- アニメに出てくるような草原がどこか探して行ってみる
その時に、できれば「自分の好きと子どもの好きが重なるアイデア」が思い浮かべばベストです。私たち親子は「海外が好き」という私の好きと「アニメに出てくる場所に行ってみたい」という息子の好きが重なって、タイに行きました。その後、マクドナルド好きというのもあって、タイのマックに行ったら他の国のマックにも行ってみたくなって、「世界中のマックを食べる世界一周」というやりたいことが生まれました。
「好き」からデザインすると、他にもこんないいことがあります。
メリット①子どもの主体的が育つ

まず1番最初に感じたのは「子どもの主体的が育つ」ということ。
親子で行きやすい場所を探して旅に出ようとすると、子どもがあまり興味のない場所の可能性が高いです。ですが「好きなこと」から始めた旅はすでに興味を持っているものの場所に行くので、自然と行き先を調べたり、準備したり、こういうことしたい!と意見が次々出てきます。
親子旅が「子どもを連れていく」ではなく「共に楽しむ」時間になると、子ども自身も楽しさ倍増です。
メリット②準備段階から楽しい!

子どもが主体的に参加すると準備段階から楽しくなります。
一緒に行き先から決めたり、役割分担して検索したり、必要なものをリストアップしたり。もちろん、大変な部分もありますが、それでも準備段階から楽しめるのは、親子旅では結構重要。大変なものをいかに楽しくするかで、また行きたい!と思えるかどうかも変わってきます。
メリット③自分のやりたいも満たせる

そして最後だけど1番重要な「自分のやりたいも満たせる」。
子どもと一緒に旅すると、ついつい子どもが楽しめる場所・子どもでも行ける場所を探してしまうので、自分はあんまり楽しめなかった…ということも。なので、自分の好きもしっかり重なる旅にすることで、旅自体が自分のための時間にもなります。
自分の気持ちに蓋をせず「自分もここ行きたい!」をワクワク話せる旅、デザインしていきましょう!
親子旅はいつからでもはじめられる。子どもと一緒に世界を広げよう!
初めての親子旅はハラハラドキドキでいっぱい。大人だけの旅とは違うから、トラブルもたくさんあるし、自分の思ってる通りにはいかなかったりします。
ですが、それも含めて楽しめるのが旅。
親子で今しかない思い出、たくさん作っていきましょう!